電動シャッターの修理って難しいの?
近年、まだまだ手動シャッターは個人商店をはじめとした小規模メーカーにとっては
主流ではあるのですが、大規模なオフィスや銀行をはじめとした大規模な商業施設では
電動シャッターが主流になりつつあります。
しかしながら、電動シャッターは
手動のモノと違い複雑な仕組みが有機的に絡み合って作動している都合上、
ボタン一つで取り扱いが可能ではあるもののいざ故障となると
その費用に関しては主導のモノと比べ物にならない費用や手間がかかるとされています。
今回は電動シャッターの修理について詳しく解説していきます。
■電動シャッターの仕組み
知識として電動のシャッターの仕組みを簡単に解説するとすれば、
歯車、シャフトの類と考えてそう間違いはないでしょう。
歯車のような機構が防壁を巻き取ることにより引き上げ、あるいは引き下げといった作業を行い、
その結果からボタン一つでシャッターの上げ下げができるということになっているのです。
そのため、緊急時や閉店、開店時に大規模なシャッターを労力なしで上げ下げすることができ、
結果、大型のシャッターの運用や銀行強盗対策としての高速での上げ下げが必要なシャッターとしては
主に電動式のシャッターが主流として使われており、
現在の先進的な企業においては欠かせないものとなっています。
■電動シャッターの修理コスト
しかしながら、そんな電動式防壁にも弱点があります。
それはコストの問題です。
設置時のコストもさることながら、
故障時の修理コストは手動式のシャッターとは比べ物にならないといわれています。
そもそも、先ほどは歯車やシャフトといった簡潔な説明をしましたが、
その実としては通電機構、巻き取り装置、人間の挟み込み防止のための安全対策といった
様々な技術が駆使されており、まさしくその内実は防犯業界の集大成と言えるでしょう。
そのため、手動式のシャッターのように単純にシャッターの上げ下げに関する調整をすればよい
という問題ではなく、その細かな電子制御装置から問題のあるところ、
ないところを含めてすべて調査せねばならず、
小規模な簡易式の防犯装置としての自動シャッターであっても20万を下ることはなく、
企業に設置されているような防犯、防災を兼ねたような自動式のシャッターともなると
数百万を下ることはないのではないかと専門家は述べています。
■シャッターの防犯性
しかしながら、デパートであったり企業であったりの自動式のシャッターは
防火扉という役割を果たしているだけでなく、
犯罪者が侵入した時のために備えとして十分な効果を示すとされており、
設置する意義は十分にあるとして多くの集合テナントや銀行、オフィスをはじめとした
大規模な施設での設置例は多く確認されており、
設置する意義は十分にあるのではないかと考えられています。
一方で、手動式の防壁であってもその動作方式は違うにせよ防災、防犯といった視点から
見た効果はそこまで大きく変化することはなく、
むしろ修理や突然の故障による動作不良を起こすリスクを考慮に入れれば
十分に一般企業では設置するメリットはあるとされています。
また小規模な手動式の防壁であれば故障の際の修理費用も
電動式のシャッターの半分以下で済むうえ、専用の道具をつかえばひしゃげているなどの
アクシデントがない限り確実に開閉が可能であることから、
緊急性をもってシャッターを閉鎖する必要のない企業や施設では
未だ手動式のシャッターが主流であることは否定できません。
とはいえ、シャッター閉鎖時に多いとされている火災発生時においては
迅速に防壁の閉鎖を行うことが二次災害の発生の抑止に繋がるため、
小規模な店舗であっても電動式のシャッターを採用し、
災害の気配を感じればすぐにシャッターを閉鎖することが必要なのではないかとも言われています。
そういったことを考えると今後ますますシャッターの電動化が進むのではないかと考えられます。
■最後に
いかがでしょうか?
今回は電動シャッターの修理について解説しました。
シャッターの電動化は多くのメリットがある反面、
コストの高さや動作の複雑性など導入が難しい面もあります。
導入を決めるかどうかは、業者にみてもらってから判断しても遅くはないでしょう。
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