シャッターの雪対策はどうしたらいい?雪被害についてもご紹介
「シャッターの雪対策について知りたい」
「シャッターの雪による被害例について知りたい」
札幌市周辺にお住まいの方で、このようにお考えの方はいらっしゃいませんか。
シャッターの雪対策は自分の身や車を守るために非常に大切なことです。
今回は、シャッターの雪被害や雪対策について紹介します。
□ガレージシャッターの雪被害
北海道は、毎年冬になると積雪によるさまざまな被害が発生します。
最も起こりやすい被害は、ガレージの屋根からの落雪です。
降り積もった雪が夜間の寒さで凍ることで、雪の重量は最初の雪の重量よりも増え上がります。
また、もし雪のかたまりに雨交じりの水気の多い雪が含まれていると、重量は1.5倍にも増えるとされています。
このように重たくなった凍った雪が、日が昇ることで溶かされて、屋根から地面に流れ落ちてきます。
人のケガなどの被害を被る可能性があるため注意が必要です。
また、シャッターへの雪の被害としては、地面への積雪や凍結が原因で車が滑り、シャッターに激突してしまうというものがあります。
駐車する際などにタイヤが滑ってしまい衝突すると、シャッターに凹みが生じてしまいます。
最悪の場合、歪みによりシャッターの開閉ができなくなる場合もあります。
他にも、シャッターが寒さで凍りついてしまい、電動シャッターが機能しなくなるという被害もしばしば見られます。
手動シャッターであれば、手動で力を加えれば動くことがあります。
しかし、電動シャッターの場合無理やり手動で力を加えると、故障の原因となってしまうため注意が必要です。
特に、サビや汚れが目立つシャッターは凍結することでより動かなくなる可能性が高いです。
そして、何よりも避けたい被害が、雪の重さでガレージに破損が生じることです。
耐荷重量以上の積雪を放置していると、雪の重さにガレージが耐えられなくなるタイミングがあります。
ガレージが耐えられなくなると、天井に凹みが生じたりシャッターが歪んだりしてしまいます。
□ガレージシャッターの雪対策
まず、地面の凍結による雪被害対策としてご自身で注意すべきことは、急発進急停車をしないことです。
ゆっくりと車を走らせることで、滑ってシャッターにぶつかる危険性を最小限に抑えられます。
また、車輪止めや砂を撒いて滑らないよう対策するのもおすすめです。
特に駐車スペースに向けて斜面になっている場合は、斜面に入った途端に車が滑り落ちていってしまう可能性があります。
次に、シャッターの凍結対策としては、解氷スプレーが手軽に取り入れられます。
ホームセンターなどで手に入れることができ、雪が降る前夜にシャッターに散布することで凍結を防げます。
また、凍結は底の水切り部分で発生することが多いです。
そのため、雪が積もる前であれば、地面とシャッターの底があたらないようにすることで凍結を防げるでしょう。
最後に、ガレージの屋根の積雪による被害をなくすためには、こまめな雪下ろしが不可欠です。
また、積雪が毎年多い地域では、必ず耐荷重量の高いガレージを選ぶようにしましょう。
当社で取り扱っているカスケードガレージは、北海道生まれの雪に強い頑丈設計となっています。
北海道全域の垂直積雪量にも対応しており、積雪量に応じて5タイプからお選びいただけます。
この耐用性の高さ以外にも、軒先の凍結防止、雪・氷の巻き込みがないなどの特徴があります。
積雪寒冷地における評価が高く、また、優れた機能性と意匠性を持つことから多くの方に愛用され続けています。
□ガレージシャッターが雪被害にあったらどうしたらいい?
シャッターは、スラットと呼ばれる横長の部材がすだれ上に連結しています。
地面の凍結の雪被害によりシャッターに車が衝突して凹んでしまった場合、損傷したスラットのみを交換する方法があります。
スラットには型番と寸法があるため、同じ型番、同じ寸法のものに交換することで凹みが解消されます。
しかし、一部のみを交換するともともと使っていたシャッターの色あせにより、一部だけ色が違うように見えることがあります。
これを機にシャッターを丸々交換するのもおすすめです。
次に、もしシャッターが凍結して動かなくなってしまったら、まず電動シャッターの安全装置が作動しているか確認してください。
電動シャッターには安全装置がついていますが、凍結時に反応して機能停止してしまうことがたまにあります。
機能停止すると、いくら操作してもシャッターは動きません。
安全装置が作動している場合は、一度切ってください。
そして、シャッターを軽く揺らして雪や氷を落とします。
あとは、ぬるま湯や解氷スプレーをかければ、凍結が解けてシャッターが動くようになるはずです。
最後に、雪の重さによりガレージの屋根やシャッターが歪んでしまった場合は、交換修理が必要です。
カスケードガレージであれば、凹みや歪みが生じた屋根の一部分のみを交換修理することが可能です。
また、シャッターも前述したように、被害にあった一部分だけ交換できます。
□まとめ
今回は、シャッターの雪被害と雪対策について紹介しました。
シャッターの雪被害にあわないためにも、事前の対策と地域に適したガレージ、シャッター選びを行いましょう。
カスケードガレージに興味がある方は、お気軽にお問い合わせください。