シャッターの故障原因にはどのようなものがある?
「シャッターを修理したい」、「シャッターの故障原因について知りたい」
このようにお悩みの方必見です。
そこで今回は、シャッターの故障原因と注意点、修理会社の選び方について紹介します。
□シャッターの故障原因とは
故障原因はシャッターの種類によって異なります。
そこで今回は、手動シャッターと電動シャッターごとの故障原因について紹介します。
手動シャッターの故障原因は、主に3つ挙げられます。
1つ目は、シャッターの上げ下げができないことです。
この原因は、スプリングに問題が生じていたり回転部分の油切れや変形していたりすることが挙げられます。
上げ下げのどちらかができない場合は、スプリングに問題が生じていることが多いです。
交換が必要なので早急に対処しましょう。
上げ下げがどちらもできない場合は、回転部分の油切れや変形が挙げられます。
以上のような原因のほかにも、ごみが詰まっていることもあるので定期的に掃除しましょう。
2つ目は、シャッターから異音がしていることです。
スラットの擦れや錆、変形が原因です。
スラットの擦れは、ガードレール幅を広げることで改善できます。
錆がついている場合は、錆をふき取り、オイルスプレーを振りましょう。
変形している場合は、調整や交換が必要です。
3つ目は、シャッターのカギがかからないことです。
カギがかからない場合は、鍵穴の汚れや錆が原因として挙げられます。
汚れをふき取っても、改善されない場合は交換が必要です。
電動シャッターの故障原因は主に3つ挙げられます。
1つ目は、シャッターの上げ下げができないことです。
シャッターが上がらない場合は、電源やヒユーズが原因として挙げられます。
1度電源やヒユーズが切れていないか確認することが大切です。
シャッターが下がらない場合は、障害物感知装置の電池が切れていることが挙げられます。
電池を交換することで、もう1度動くようになります。
2つ目は、シャッターが斜めに止まることです。
これは、建付けに問題があることが多いです。
建付けの修正や、部分的な部品の交換を行うことが必要です。
修正や交換で改善されない場合は、シャッター全体を交換する必要があります。
3つ目は、シャッターが途中で止まることです。
途中で止まってしまう原因は、エマーゼンスイッチの誤作動が挙げられます。
シャッターのたるみや巻き上げすぎを防ぐためのスイッチで、全閉状態で停止するように設定されています。
誤作動で停止してしまうことがあるので、レールの掃除を定期的に行いましょう。
□シャッターが故障した際の注意点とは
シャッターが故障している際に、無理やり直そうとするとさらに故障する、もしくは悪化させてしまうことがあります。
故障した際の注意点は主に3つあります。
1つ目は、鍵が引っかかっているのに無理やり開けることです。
無理やり開けてしまうと変形する原因になります。
頑丈なシャッターですが、ある1方向の力に弱く変形しやすい造りになっています。
開閉前に開錠されているか確認しましょう。
2つ目は、シャッターのゆがみを直すことです。
ゆがみがある際に、ペンチやハンマーで直す方がいます。
しかし、ゆがんでいる部分を直すことで他の部分に影響を与えてしまい故障の原因になります。
部分的な故障から全体の故障につながるので自分で修理することは控えましょう。
3つ目は、動かないシャッターを切ることです。
シャッターを切ってしまうと、シャッター自体を交換しないといけません。
動かないシャッターでも、故障原因によって部分的な交換や修理で直せることがあります。
自分で無理やり修理しないようにしましょう。
□故障した際に依頼する会社とは
シャッター修理する際は、シャッターメーカーに依頼するかシャッターの修理会社に依頼する方法があります。
シャッターメーカーは、見積もりから修理までマニュアルが整えられているため、品質に差が生まれにくいです。
また、対応地域が広いので柔軟に修理に対応できます。
しかし、品質面の安定性や利便性が良いので価格は高くなります。
値引きの柔軟性も期待できません。
シャッターの修理会社は、職人さんが行う修理で下請けやマッチングサービスで修理してもらいます。
シャッターメーカーより価格は抑えられます。
緊急対応でない修理や価格を抑えたい方は、シャッターの修理会社に依頼しましょう。
また、地域密着している会社が多いので、値引きの柔軟性が期待できます。
費用面や利便性、値引きへの柔軟性など総合的に判断したうえで、修理を依頼する会社を選びましょう。
□まとめ
今回は、シャッターの故障原因や注意点、修理会社の選び方について紹介しました。
シャッターの故障原因を知り、無駄な出費を減らすためにも自分で無理やり修理してはいけません。
修理したい方は修理会社に依頼するようにしましょう。
シャッターが故障してお悩みの方はお気軽にお問い合わせください。