シャッターの仕組みを知りたい方に向けて!構成する部品をプロが詳しく解説!
シャッターの設置をお考えの方には、ぜひ理解していただきたいのがその仕組みです。
というのも、故障して修理をする際など、不具合の状況を修理業者に正しく伝えるにはその仕組みを理解しておくことが役に立ちます。
札幌にお住まいの方はぜひこの記事を参考にして、快適に利用してください。
□シャッターを構成する部品について
まずは、シャッターを構成する部品をご紹介します。
これを知っておくことで、自分でメンテナンスする際にも役立つでしょう。
「スラット」は、シャッターの板のことです。
長方形のスラットが複数枚蛇腹状に連結しており、開閉します。
風や雨、防犯などのシャッターの役割の大半を担う部分と言えるでしょう。
そのため、スラットのメンテナンスは特に注意して定期的に行いましょう。
「巻き取りシャフト」は、スラットを巻きとる部分のことです。
「スプリング」は、巻き取りシャフトに装着され、スラットを開閉するために働きます。
「スプリングシャフト」といってスプリングとシャフトの二つが組み合わさった部材もあります。
シャッターが重くなった場合には、この部分が錆びていることが考えられます。
「シャッターケース」は巻き取りシャフト、スプリングなどの細かい部品を格納する部品で、「吊元(つりもと)」はスラットの一番上の部分の巻き取りシャフトと連結されており開閉を助ける部品です。
「座版」は、スラットの一番下についており、耐久性を高めるためにはこの部品をこまめに交換することが大切です。
また「ガイドレール」も、こまめに潤滑油を足すことで異音やシャッターが重くなることを防げます。
□シャッターに異常が発生したときは?
続いては、シャッターに異常が発生したときの対処方法をご紹介します。
まず、スラットが重い場合です。
シャッターを開閉するときにスラットが重くなったり、異音が発生したりした場合にはガイドレールに問題がある場合が多いです。
キッチンペーパーや布でガイドレール全体を掃除した後、スラットを下ろします。
室内側と室外側のガイドレールにシリコンスプレーを吹き付け、何回か開閉を繰り返します。
たったこれだけでスラットの動きや異音は改善するでしょう。
続いて、スラットの表面に穴が開く問題の防ぎ方です。
スラットが錆びると穴が開いてしまうため、表面をペンキで塗ることで防ぎましょう。
その際には、刷毛でなくスプレーで塗装するのがおすすめです。
□まとめ
今回は、シャッターの仕組みと不具合の対処方法をご紹介しました。
この記事を参考にして、万が一シャッターに不具合が発生した際にはスムーズに対応できるようにしておきましょう。
シャッターに関して、ご不明な点等ございましたら当社までご連絡ください。