シャッターが開かない・閉まらない原因とは?
「シャッターが開かない原因を知りたい」、「故障原因を知りたい」
このようにお悩みの方必見です。
今回は、シャッターの開閉が行えなかった際の対処法とシャッター修理が必要な場合について紹介します。
□シャッターの開閉が行えなかった際の対処法とは
シャッターは、手動シャッターと電動シャッターに分けられます。
種類によって、故障原因や対処法が異なるので注意しましょう。
シャッターが閉まらない際に確認すべきことは主に3つあります。
1つ目は、シャッターに錆や異物が混入しているかです。
シャッターケースやガードレールは異物が溜まることが多いので、定期的な掃除が必要です。
錆やほこりは、時間が経つと付着します。
そのため、スムーズに動かなくなったり、閉まらなくなったりした場合は、潤滑油を塗る必要があります。
しかし、潤滑油はいくつかの種類があります。
洗浄作用が強いものを塗ると、シャッターに塗ってあったグリスを洗い流してしまいます。
また、揮発性の高いものは、錆が付着する原因になります。
潤滑油を塗る際は、家のシャッターの種類に合わせて潤滑油を選ぶようにしましょう。
異物が混入している際は、異物を取り除くことでシャッターの開閉がスムーズに行えます。
異物としては、鳥の巣や金属の破片が挙げられます。
鳥の巣は木くずや枝で作られるので、シャッターが動かない原因になります。
懐中電灯などを用いて、細かい部分まで異物を取り除くように心がけましょう。
施錠や開錠レバーが取り付けられている部分にほこりや異物が溜まることが多いです。
手で取るだけでなく掃除機で吸い取ることで解決できます。
冬の時期は、凍結することがあるので暖房設備で暖めてからシャッターの開閉を行うようにしましょう。
2つ目は、電気が行き届いていないときです。
この原因は、電動シャッターの場合に限ります。
単純な原因ですが、電動シャッターが動かない最も多い原因です。
シャッターの電源は、天井に取り付けられています。
天井は、普段からあまり見ないので気づきにくいです。
電動シャッターには、紐やハンドルが取り付けられているので手動シャッターのように上げ下げができるものがあります。
掃除の時だけでなく、停電時も有効な対処法です。
3つ目は、シャッターが変形しているときです。
スラットが変形してしまうと、シャッターは動きません。
端の部分は弧を描くように曲がっているので、無理やり開けようとするとさらに曲がってしまい、破損する原因になります。
ガイドレールの変形は、シャッターの上げ下げができなくなります。
歪みや変形がないか確認しましょう。
また,電動シャッターにはよく電源の半落ちがあります。
これは、電源が中途半端に押されている状態です。
電源のつまみがしっかりONになっているか確認しましょう。
加えて、収納ボックスの中に入り込んでしまうと、シャッターが下りてこない原因になります。
収納ボックスに入り込んでいないか見ておきましょう。
手動シャッターは、鍵が原因で動かないことがあります。
鍵穴に、鍵がさしっぱなしになっていないかチェックするようにしましょう。
また,動かなくなった場所を確認しておくことも大切です。
収納ボックス内で動かなくなった場合と全部が外から出ている状態で動かなくなってしまった場合で対処法が異なるので、修理を依頼する場合はそれも伝えるようにしましょう。
加えて、手動シャッターや電動シャッターを上げ下げする際に、引っかかる感じがあるか確認しましょう。
引っかかる位置によって開かない原因が異なるので注意しましょう。
□シャッター修理が必要な場合とは
シャッター修理が必要なケースは主に3つあります.
1つ目は、経年劣化による寿命です。
一般的なシャッターの寿命は10~20年です。
耐用回数は、5000回~10000回です。
平均寿命を超えている場合は、シャッターの交換を検討しましょう。
交換してくれる会社によって料金が異なるので、自分たちの予算に合った交換を行うことが大切です。
2つ目は、地震や台風などの自然災害による破損です。
大きく変形している場合は、すぐに気づけますが、異物やほこりが混入している場合や少し曲がっている際は気づきにくいので確認しましょう。
3つ目は、手動シャッターから電動シャッターに交換する場合です。
手動シャッターと電動シャッターでは取り付けられた部品や装置が異なるので修理が必要です。
以上のような場合には、シャッター修理が必要です。
自分の家のシャッターに当てはまる項目がある場合は、修理しましょう。
故障原因や交換によって料金も大きく異なります。
しっかり確認しておきましょう。
□まとめ
今回は、電動シャッターと手動シャッターの故障原因や修理が必要な場合について紹介しました。
故障している箇所を放置してしまうと、修理費用が上乗せされたり、交換が必要になったりするので、定期的なメンテナンスを行いましょう。
シャッターの故障原因や修理についてお悩みや質問のある方はお気軽にお問い合わせください。